COLUMN
タトゥー除去の傷跡が残らない方法は?レーザー治療がおすすめな理由を解説
2024.07.05
タトゥーを消したいとお考えの方は、クリニックでタトゥー除去治療が受けられます。
また、タトゥーを除去するならできるだけキレイに傷跡が残らない方法で消したいとお考えの方も多いことでしょう。
タトゥー除去の傷跡を最小限に抑えたいならレーザー治療がおすすめです。
この記事では、傷跡が残りにくいタトゥー除去レーザー治療について詳しく解説します。
ziz CLINICはタトゥー除去専門のクリニックです。タトゥーを消したいとお考えの方は、ぜひ当院にご相談ください。
タトゥー除去の傷跡をなるべく残したくないならレーザー治療がおすすめ
タトゥー除去には様々な方法がありますが、その中でも一番跡が残りにくいのが「レーザー治療」です。
色素に反応するレーザーを照射することで、タトゥーの色素を徐々に薄くしていきます。
治療回数はタトゥーの状態によって異なりますが、一般的に色素の浅いものや黒色は比較的少ない回数で除去できます。
一方、インクの色素の深いものや青•緑などのカラー割と多くの回数が必要となります。
レーザー治療は、外科手術のように肌を切開しないため、傷跡が目立ちにくいのが特徴です。
治療直後はやけど跡のような状態になりますが、正しいケアを行うことで、ほとんど目立たなくなります。
ziz CLINICで導入しているレーザー治療
ziz CLINICではピコレーザーとN-DERMを組み合わせた「ピコダーム」というタトゥー除去を行っています。
ピコレーザーは、カラーの色にも反応するレーザーです。
ピコ秒(1兆分の1秒)という非常に短い時間でレーザーを照射するので、皮膚へのダメージを抑えられます。
当院では、最新鋭の「ディスカバリーピコプラス」を導入しています。
熱照射ではなく衝撃波によって色素を破壊するため、従来のレーザーよりもタトゥーを綺麗に除去できます。
また、皮膚のダメージを最小限に抑えながら短時間での治療が可能なため、傷跡が残りにくいのが特徴です。
そしてN-DERMは、韓国で傷跡修正やタトゥー除去に使用される医療機器です。
皮膚に穴をあけて組織をくり抜くことで深い層にあるタトゥーの色素を除去し、除去の1回の効果を高めます。
通常は2〜3ヶ月ごとのレーザー照射が必要ですが、ピコダームは最短で3週間ごとに施術を行うことが可能です。
そのため、より早く美しくタトゥーを除去したい方におすすめです。
ziz CLINICのレーザー治療の症例を紹介
<症例1>
こちらはピコダームオーダーメイドでタトゥー除去治療を受けられた患者様の症例です。
ピコダームオーダーメイドでは、患者様の状態に合わせてN-DERMや他のレーザー治療、注射などをオーダーメイドで組み合わせ、タトゥー除去と傷跡ケアを並行して行います。
こちらの患者様は、ピコダームで色素を破壊し、N-DERMでパンチすることで組織の深い部分に入った色素を除去しています。
施術前には濃いタトゥーが入っている状態でしたが、2回の施術を受けることでインクが薄くなっていることがわかります。
このような経過から、3回目の施術でインクがほぼ除去されると予想されます。
写真では施術後に赤みが目立っていますが、オーダメイドではこの赤みの治療も585というレーザー用いて傷ケアの治療もスタートしていきます。
皮膚の治癒が進むにつれて、赤みは薄れ、より目立たなくなるでしょう。
<症例2>
左腕にピンクと緑色を含むタトゥーを入れられている患者様にピコダームオーダーメイドを行いました。
ピコダームオーダーメイドとは、「ピコレーザー」と「N-DERM」を組み合わせてタトゥー色素を除去しつつ、状態に合わせてオーダーメイドでの傷跡ケアを行う治療法です。
オーダーメイドの傷跡ケアはレーザーや注射、薬剤などを使用し、治療後の肌をより美しく仕上げます。
こちらの患者様は、ピコレーザーで色素を破壊し、N-DERMで色素が深く入っている組織をくり抜きました。
2回目の施術でピンクと黒の部分はかなり薄くなっています。
鮮やかな緑色は除去するまで少し時間がかかりそうですが、2回でもかなり薄くなっているのが確認できます。
このようなカラーの入ったタトゥーでも、ピコダームオーダメイドによる除去が可能です。
ただし、色素の色濃さや深さ、範囲、治癒力などによって、除去には個人差があります。
こちらの患者様のケースでは、2回の施術でかなりの薄さが確認されており、さらなる施術を受けることで綺麗にタトゥーを除去することが期待できます。
タトゥー除去の傷跡を残さないためにはアフターケアが重要
タトゥー除去の傷跡を残さないためには、治療後のケアも非常に重要です。
ziz CLINICでは、傷跡を残さないための様々なオプションを提供しています。
ピコフラクショナル
ピコフラクショナルとは、肌にレーザーで微細な穴を開けることでコラーゲンやエラスチンの生成を促進させ、肌再生を活性化させる治療法です。
従来のフラクショナルレーザーは肌表面に穴をあけるため、痛みや皮膚へのダメージがありました。
しかし、ピコフラクショナルは衝撃波によって肌内部に空洞をあけるため、肌表面へのダメージを最小限に抑えられます。
ピコレーザーによるタトゥー除去と合わせてピコフラクショナルで肌に微細な穴を開けることで、レーザー治療後の炎症を抑え、水ぶくれや色素沈着の予防効果が期待できます。
シンエック
シンエックは、FDA(アメリカ食品医薬品局)認可の薬剤で、術後の傷、腫れ、内出血を抑え、回復を早める作用があります。
レーザー治療後には、通常、皮膚が赤く腫れることがありますが、シンエックの服用によりこの腫れを軽減することができます。
芝苓湯、五苓散
患者様の個々の状況や体質に応じて、漢方薬である柴苓湯や五苓散を処方する場合があります。
これらの漢方薬は、水分代謝を調整し体内の余分な水分を排出する働きがあり、むくみや炎症を抑える作用があります。
そのため、レーザー治療後に起こるむくみや腫れを軽減し、回復を促進する目的で用いられます。
ハイドロキノン・レチノイン酸
ハイドロキノン、レチノイン酸はレーザー治療後の色素沈着の改善に効果が期待できます。
レーザー治療後の色素沈着は、皮膚のターンオーバーが正常に行われず、メラニン色素が皮膚の表面に蓄積することで起こります。
特に治療後の皮膚は敏感であり、炎症や刺激に対して過敏に反応するため、色素沈着のリスクが高まります。
このような色素沈着を解消するために、ハイドロキノンやレチノイン酸のクリームを使用します。
跡を残さずタトゥー除去するならziz CLINICへ
ziz CLINICはタトゥー除去専門クリニックとして、傷跡をなるべく残さない工夫を行っています。
患者様の個々の状況やタトゥーの特性に合わせて、効果的なレーザー治療を提供します。
これにより、皮膚へのダメージを最小限に抑え、傷跡が目立ちにくいタトゥー除去が可能です。
また、当院ではアフターケアを重要視しており、治療後の傷の回復を促進させる豊富なオプションを提供しています。
タトゥー除去に関する不安や疑問がある場合でも、当院の専門医師が丁寧にサポートし、安心して治療を受けることができます。
タトゥーを消したいけれど傷跡を残したくないとお考えの方は、ぜひziz CLINICへご相談ください。
監修医師プロフィール
経歴
2007 | 岩手医科大学医学部 卒業 |
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2007 | 盛岡赤十字病院 勤務 |
2009 | 岩手医科大学形成外科 勤務 |
2010 | タウン形成外科クリニック盛岡院院長 就任 |
2013 | 湘南美容クリニック仙台院 入職 |
2014 | 湘南美容AGAクリニック仙台院院長 |
2015 | 湘南美容クリニック仙台院院長 |
2016 | 湘南美容クリニックエリア統括ドクター |
2019 | 湘南美容クリニック北日本ゾーンドクター |
2020 | 湘南美容クリニック技術指導医 |
2022 | ルラ美容クリニック 顧問兼特別技術指導医就任 |
2023 | ziz CLINIC 設立 院長就任 |