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COLUMN

アートメイク除去をしたのに濃くなるのはなぜ?

コラム施術について

2024.07.05

アートメイクとは、美容の一環として施される半永久的なメイクアップです。

しかし、一度施したアートメイクを除去すると、逆に色素が濃くなることがあるのですが、その理由は何なのでしょうか?

本記事では、アートメイクの基本から、除去した後に色が濃くなる原因、そしてその対処法について詳しく解説します。

初めて聞いて驚く方もいらっしゃると思いますが、アートメイクの除去を検討している方、あるいはアートメイクに興味がある方など、様々な方に向けて詳細に説明します。

また、症例写真もありますので併せてご覧ください。

アートメイク除去について興味ある方はziz CLINICにぜひご相談ください。

アートメイクとは?

アートメイクとは、美容の世界で注目を集めている特殊なメイクアップ技術の一つです。

この施術は、特殊な機器を用いて皮膚の表層部、具体的には表皮からわずか0.02mm程度の浅い部分へ、インクを入れて色が落ちにくくするものです。

アートメイクは、色素を皮膚に直接いれることで、「落ちないメイク」を実現します。

これは、汗をかいたときや水に濡れたときでも色が落ちず、常に美しい状態を保つことができます。

ちなみに、アートメイクとタトゥーは異なります。

タトゥーは真皮など皮膚のより深い部分に色素を入れるのに対して、アートメイクは皮膚の表層部に色素を入れています。

その結果、ターンオーバーなど自然な代謝過程により、施術から時間が経つと徐々に色素は薄れていきます。

その方の体質や生活習慣による差はありますが、一般的には2~3年程度で色が薄くなり、消えていくとされています。

さらに、アートメイクの魅力はその柔軟性にもあります。

トレンドの変化に合わせて、施術を受ける部位やデザインを変えることが可能です。

眉毛、アイライン、リップ、ヘアラインといった顔の様々な部位に適用できるので、自分の理想とするルックスを手軽に実現できます。

これらの特徴から、アートメイクは現代の美容技術として高い人気を誇っています。

アートメイクを除去したのに濃くなる原因は?

アートメイク除去をしたにも関わらず、なぜ逆に濃くなってしまうのでしょうか。

これは、不思議に感じる方も多いでしょう。

ここでは、なぜ除去後に色が濃くなるのか、またその対処法まで、詳しく解説します。

白インクの影響

アートメイクには、通常2〜3色のインクが使われますが、実は「白」インクの使用も一般的です。

アートメイクの色の調整や修正剤のために、白インクが黒インクの上やベースカラーとして使用されることがあります。

しかし、この白インクがアートメイク除去後に濃くなる原因の一つとなります。

白インクは、金属が含まれているためレーザーを強く照射することで「黒色変化」が起きて黒く変色する場合があります

黒色変化が起きると金属があるため元の黒インクよりも消去するのが難しくなります。

そのため、黒色変化を伴うアートメイクの除去には通常の倍以上の回数が必要となります。

一見、白インクの存在は無関係のように思われるかもしれませんが、実際にはアートメイクの除去に大きな影響を与えています。

アートメイクを考える際には、その除去の難易度も考慮に入れると良いと思います。

診断での確認不足

「白」インクはレーザーの刺激によって黒く変色することがあり、その結果インクが濃く、目立つようになってしまいます。

また、「白」インクが混ざった肌色やオレンジ色のアートメイクも同じリスクがあります。

このような事態を防ぐためには、『黒色変化対応マイルド』という黒色変化のテストをしながら黒色変化が起きにくい強さで照射を行う方法があります。

ダウンタイムも短く翌日からメイクができる為、最近人気の施術になります。

アートメイク除去で失敗しないための重要なポイント

アートメイク除去で理想の結果を得るためには知識が必要です。

つまり、知識不足のままアートメイク除去をすることは失敗につながると言えます。

では、アートメイク除去を成功させるためには、どのような知識と準備が必要なのでしょうか?

ここではアートメイク除去で失敗しないための重要なポイントを詳しく解説します。

施術回数を守る

アートメイク除去のリスクとして出てくる「黒色変化」は誰もが避けたい結果ですが、このリスクは予めアートメイクのインクの成分によるもので、施術前に完全に予測することは不可能です。

しかし、アートメイクの除去は通常、最低でも2回以上の施術を必要とします。

目安として濃い色の除去に1〜2回、薄い調整色の除去に1〜2回の合計4回で施術する方が多いです。

黒色変化が起きた場合は、除去まで回数がより増える為6回が目安となります。

信頼できるクリニックで施術を受ける

施術の経験豊富なクリニックは技術レベルが高く、アートメイクに関する知識も充実しています。

これらは施術の成功率を高める要素であり、失敗リスクを少なくするポイントとなります。

ziz CLINICでは、アートメイク除去希望の患者様や他院でアートメイク除去で失敗した患者様など数多く施術しております。

実際の症例を見てみましょう。

アートメイク除去のziz CLINICの症例

洗浄+黒色変化対応マイルド

眉のアートメイク直後からデザインが希望と違ったため、アートメイク除去をご希望されたケースです(詳しくはこちら

一般的にはアートメイク直後は1〜2ヶ月空けてから治療が可能となりますが、ziz Clinicでは直後でも対応可能です。

インクが定着する前に特殊な技術を使って洗浄すると、インクが除去でき、レーザー照射の回数を減らせます。

ただし、アートメイクのダウンタイム中なので強いレーザーの照射は傷が目立ってしまいます。

刺激を避け、傷をケアしながらインクを洗い流す洗浄法と、ピコレーザーを用いた黒色変化対応マイルドの照射が基本の施術プランです。

こちらは、施術後1回目の写真です。

眉のアートメイクがかなり薄くなっているのがわかると思います。

色が定着する前に洗浄したことで照射回数も減らせ、黒色変化対応マイルドの照射でダウンタイムも短めになりました。

ピコレーザー

また、他院で施された眉アートメイクが、グレーの線が滲んで太くなり、除去を望んだ方

方のケースです。(詳しくはこちら

ピコレーザーを使い、除去したい部分の色を徐々に薄くしていきます。通常、3〜5回の照射が目安です。

照射1回目の後、グレーのラインが薄くなり、調整色のオレンジが見えています。

残るオレンジ色の部分は、さらに1〜2回照射することでほとんど除去できる見込みです。

まとめ

本記事では、アートメイク除去後に色が濃くなる理由とその対処法について詳しく解説しました。

また、アートメイクの除去で失敗しないための有効な対処法も紹介しました。

アートメイクは自分の理想の顔を可能にすることができる一方で、それを除去する際には様々なリスクが伴います。

ziz CLINICでは、アートメイクを入れた直後の除去も対応できる、数多くのアートメイク除去をおこなっております

アートメイク除去について少しでも相談したい方はziz CLINICにご相談ください。

監修医師プロフィール

経歴

2007 岩手医科大学医学部 卒業
2007 盛岡赤十字病院 勤務
2009 岩手医科大学形成外科 勤務
2010 タウン形成外科クリニック盛岡院院長 就任
2013 湘南美容クリニック仙台院 入職
2014 湘南美容AGAクリニック仙台院院長
2015 湘南美容クリニック仙台院院長
2016 湘南美容クリニックエリア統括ドクター
2019 湘南美容クリニック北日本ゾーンドクター
2020 湘南美容クリニック技術指導医
2022 ルラ美容クリニック 顧問兼特別技術指導医就任
2023 ziz CLINIC 設立 院長就任
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