COLUMN
1度入れたタトゥーは消せる!おすすめの方法について詳しく解説
2024.05.16
タトゥーを入れている方でも、ライフスタイルや考え方の変化により、タトゥーを消したいとお考えの方も少なくありません。
一般的に、タトゥーは永遠に残るものと思われていますが、実際にはタトゥーを消すことは可能です。
タトゥー除去は、美容クリニックでの専門的な治療が効果的です。
この記事では、タトゥーを除去する方法について詳しく解説します。
また、タトゥー除去の専門クリニックであるziz CLINICの治療についても紹介しますので、タトゥーを消したいとお考えの方はぜひ参考にしてください。
1度入れたタトゥーを消すことは可能
タトゥーといえば、一度入れてしまうと一生消せないというイメージがありますが、実際にはタトゥーを消すことは可能です。
タトゥーを消す方法には様々な種類があり、それぞれに特徴や効果、リスクが異なります。
自分のタトゥーの大きさや場所、どのような仕上がりにしたいか、などを考慮して適切な方法を選ぶことが重要です。
美容クリニックでタトゥーを除去する4つの方法
タトゥーを消すためには、基本的に美容クリニックで除去治療を受ける必要があります。
タトゥー除去の方法は主に4種類あり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット | |
レーザー治療 | 傷跡が目立ちにくい | 除去するまでに回数がかかるので期間も伸びる(ピコダームでは短縮可能) |
切除手術 | 確実に除去できる | 傷跡が残る |
植皮手術 | 広範囲のタトゥーも消せる | つぎはぎのような見た目になる |
削皮手術 | 費用が比較的安い | 傷跡が一番目立つ |
ここでは、タトゥーを除去する4種類の治療法をそれぞれ詳しく解説します。
レーザー治療
レーザー治療は、レーザーを照射して、タトゥーの色素を破壊し、薄くする方法です。
この治療法は、肌にメスを入れることなくタトゥーを除去できる唯一の方法で、肌に大きな傷を残すことなく効果的に消すことが可能です。
レーザー治療後は、一時的にやけどのような跡が残ることがありますが、適切なケアを行うことでほとんど目立たなくなります。
ziz CLINICでは、ピコレーザーとN-DERMを組み合わせた「ピコダーム」というタトゥー除去治療を行っています。
ピコレーザーは、従来のレーザーよりも照射時間が短く、照射威力があるため、色素を細かく破砕することが可能です。
そして、N-DERMは傷跡修正にも用いられており、皮膚に微細な穴を開けることで、皮膚の深い層にある色素を取り除くことができます。
これらの治療を組み合わせることで、レーザーの1回の効果を高め、より綺麗にタトゥーを除去することが可能です。
また、ピコダームは治療期間が短縮できるという特徴があります。
従来のタトゥー除去治療では、1回の照射後に次の照射までに2ヶ月の期間が必要でした。
しかし、ピコダームでは、はじめは3週間おきに施術し、徐々に間隔を長くしていきます。
これにより、通常のレーザー治療よりも治療回数が4割減となり、治療期間を約半分にまで短縮できます。
レーザー治療は、タトゥーを除去するまでに長い期間がかかるため、すぐにタトゥーを消したい方には不向きな方法でした。
しかし、このピコダームでは短期間での除去が可能となり、さらに傷跡が目立たない綺麗な仕上がりが実現できます。
こちらは当院のレーザー治療によるタトゥー除去を受けた患者様の写真です。
当院では、「ピコダームオーダーメイド」という独自の施術を行っており、これは「ピコレーザー」と「N-DERM」を組み合わせてタトゥー除去を行い、患者様に合わせたオーダーメイドの傷跡治療を並行して行う方法です。
タトゥーの状態に合わせて、他のレーザー治療や注射、内服薬など患者様に合わせた傷跡ケアを行うため、より綺麗な仕上がりが期待できます。
この患者様は、黒と赤色のタトゥーを入れていましたが、レーザーが赤色のインクにもしっかりと反応しています。
写真に見られるように、丸く穴が空いている部分は「N-DERM」でパンチした部分です。これにより、色素が入っている皮膚をくり抜いて除去することができます。
切除手術
切除手術は、タトゥーの入っている部分の皮膚を切り取り、周囲を縫合してタトゥーを除去する手術です。
この方法ではタトゥーを確実に取り除くことができ、小さいサイズなら一度の手術で除去可能な点が大きなメリットです。
この方法では傷痕が残りますが、この傷痕は1本線の傷であるため、場所によっては目立ちにくく、時間とともに肌に馴染んでいく場合もあります。
こちらは当院でタトゥーの切除手術を受けられた患者様の写真です。
タトゥーが入っていた部分の真ん中に一本の傷跡が残っていますが、タトゥーは完全に消えています。
この傷はテーピングで傷の広がりを防止したり、日焼け止めをすることでより自然な状態に仕上げることが期待できます。
植皮手術
植皮手術は、タトゥーが入っている部分の皮膚を取り除き、そこに他の部位から採取した健康な皮膚を移植する手術です。
この手術は、色素が皮膚に深く入っている場合や広範囲のタトゥーに効果的です。
ただし、治療後はつぎはぎのような見た目になり、移植する皮膚を採取した部分にも傷跡が残ります。
削皮手術
削皮手術は、タトゥーが入っている部分の皮膚を削り、上皮化させることで除去する方法です。
この方法は、比較的費用が安く、一度の手術で除去が可能というメリットがあります。
ただし、削皮手術では除去した部分が生傷状態となり、上皮化するまでの期間は痛みを感じやすいです。
また、傷が完全に癒えるまでには時間がかかるため、傷跡が目立ちやすい方法でもあります。
タトゥーを消すまでにかかる期間
タトゥーを消すまでにかかる期間は治療方法によって異なります。
レーザー治療では、ピコレーザーを使用する場合、1回の治療後に約2ヶ月間の休息期間を置く必要があり、回数にもよりますが1年〜3年くらいが目安となります。
一方、ピコダームでは、治療間隔と回数が短縮されるため、通常3週間に1回のペースで、期間としては半年〜2年が目安です。
切除、植皮、削皮手術は、基本的には1日で除去が可能です。ただし、手術後の抜糸までに約1週間の期間が必要であり、その後も赤みや硬さ、色素沈着などの問題が解消するまでには6ヶ月から数年の時間がかかる場合もあります。
zizクリニックでは患者様に合わせた最適な方法でタトゥーを除去します
ziz CLINICでは、レーザー治療に加えて、切除、植皮、削皮手術など、様々なタトゥー除去方法に対応しています。
最近では、傷を気にする患者様も増えていますので一緒に傷跡治療をされる方も増えています。
当院には形成外科出身の医師が在籍しており、高度な技術力と豊富な知識によって、なるべく傷跡を残さない治療にこだわっています。
タトゥー除去の際には、患者様の状態やご希望について丁寧にお聞きし、その上で最適な治療方法をご提案させていただいております。
理想の仕上がりやお悩みなど、どんなことでもご相談ください。
監修医師プロフィール
経歴
2007 | 岩手医科大学医学部 卒業 |
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2007 | 盛岡赤十字病院 勤務 |
2009 | 岩手医科大学形成外科 勤務 |
2010 | タウン形成外科クリニック盛岡院院長 就任 |
2013 | 湘南美容クリニック仙台院 入職 |
2014 | 湘南美容AGAクリニック仙台院院長 |
2015 | 湘南美容クリニック仙台院院長 |
2016 | 湘南美容クリニックエリア統括ドクター |
2019 | 湘南美容クリニック北日本ゾーンドクター |
2020 | 湘南美容クリニック技術指導医 |
2022 | ルラ美容クリニック 顧問兼特別技術指導医就任 |
2023 | ziz CLINIC 設立 院長就任 |