削皮
削皮
削皮術はタトゥー色素が入っている深さまで皮膚を削り、上皮化させることでタトゥーを除去する方法です。
削皮術はタトゥー色素が入っている深さまで皮膚を削り、上皮化をさせることでタトゥーを除去する方法です。
大きいほど皮膚の上皮化に時間がかかり、それまでは生傷の状態なのでシャワーの際には痛みがあります。
傷跡の赤みや硬さが強く、1番傷跡が目立つ方法になります。赤みが落ち着くまで1年から数年かかる場合があります。
削皮を選択するメリット
- タトゥーを一度の施術で除去できる
- 除去する部位以外には創がつかない
- 比較的リーズナブルに施術を受けられる
削皮治療におけるzizの工夫
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DEVISE ONE
創の回復を早める処置
削皮は上皮化するまでは生傷なので痛みを感じる方が多い施術です。
zizでは上皮化をはやく進めるために創傷治癒を考慮した外用や処置を行います。 -
DEVISE TWO
最大限の痛みへの配慮
静脈麻酔を使用することにより寝ている間に手術が終わります。日帰り手術が可能です。
削皮は痛みを強く感じやすいので2‐3日痛みが和らぐエクスパレルがお勧めです。 -
DEVISE THREE
オムツ感のある被覆材をスリムに
浸出液が多く出る削皮や植皮は保護するガーゼがガサガサしてオムツのような質感になります。
zizでは日常生活での制限を少なくするためスッキリとしたドレッシングを心掛けています。
削皮のダウンタイム目安
術後2~3日
術後2〜3日は特に滲出液(創を治すために出る液体)が多いため、ガーゼ交換・洗浄と診察をクリニックで行います。
経過に問題がなければシャワーが可能になります。
術後1週間
ガーゼ交換・洗浄と診察をクリニックで行います。
経過に問題がなければ自己処置が開始になります。
術後2週間
皮膚の上皮化を確認するために診察を行います。診察により自己処置のお薬を変えていきます。
術後1ヶ月
皮膚の上皮化を確認するために診察を行います。全て上皮化し、創が落ち着いたら日焼け止めで色素沈着を防ぎます。
2ヶ月以降
再診を行います。
この頃から、患部が乾燥してきます。ご自宅では、軟膏の塗布とガーゼの交換を引き続き行っていただくこととなります。
経過に異常がなければ、以降の再診は気になることがあれば行っていくような形となります。
治りたての皮膚はピンク色から赤茶色ですが、次第に茶色い皮膚を経て、半年から1年かけて肌色に馴染んできます。正常皮膚と全く同じ状態にはなりませんが、タトゥーや刺青を傷跡に変化させることで分からなくさせることができます。
zizのサポート
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無料サポート
カウンセリング無料 / 指名代無料 / 施術後のお薬代無料 / 1週間分の処置物品無料 / 局所麻酔無料 /
再診療無料 / LINE相談無料 / 術後のお電話サポート / 術後のLINEサポート -
アフターフォロー保証
キレイなキズアト保障
ケロイドや肥厚性瘢痕などの場合、医師の診察のもとに保証を判断します。
※施術から半年以内の方が対象です。 -
徹底した痛みへのケア
- 注射が苦手な方のために笑気麻酔を使用することができます。
- 静脈麻酔を使用することで手術時は眠っているような状態で行います。
- 術後の痛みが心配な方には、数日間麻酔効果が続くエクスパレルを使用します。
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リスクに対するサポート
痛み
内服や座薬などで痛みをサポートします。手術時に痛みが数日和らぐエクスパレルを使用することもできます。
感染
創に感染症状が出た場合には診察の結果に応じて内服や点滴などの治療を行う場合があります。
ケロイド
創の赤みや硬さが広がってきたり、痛みを伴う場合はケロイドの可能性があります。内服やテープ、注射などの治療を行う場合があります。
クリニック処置
ご自宅での処置が難しい方はクリニックで処置を行うことが可能です。
オプション
セット
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腫れ極小セット
腫れや痛みを最小限にするために、針先の丸い注射針を使用、止血しながら切開のできるRF波を使用した電波メスを使用。さらに腫れや炎症を抑える点滴や薬を術中から使用し最小限のダウンタイムにする方法です。
また術後も炎症を抑える薬がセットになっています。 -
無痛セット
局所麻酔だけでなく笑気麻酔・静脈麻酔・痛み止めや腫れを落ち着かせる内服までつく、痛みや腫れなどのダウンタイムを最小限にするためのセットです。
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オペ極みセット
腫れ極小セット+無痛セットにさらに施術後の傷跡をキレイにするケアに必要なテープ、飲む日焼け止め、色素沈着防止の外用やしみ内服が1カ月分セットになっています。
通常オプション
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エクスパレル
局所麻酔は数時間で効果が切れるため、最大72時間まで麻酔効果を長くするエクスパレルを使用します。
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シンエック
米国FDAが認可した術後の腫れを抑え回復を早める作用のある薬です。広範囲の照射は腫れが強く出る場合がありますので早く落ち着かせる目的で使用をします。
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柴苓湯、五苓散
症状に応じて炎症を抑えたり、むくみを改善するために使用します。
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ハイドロキノン、レチノイン酸
施術後のケアとして色素沈着などに使用します。
Q&A
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削皮は料金が比較的安く、その日のうちにタトゥーが除去できますが、キズアトは1番目立ちやすい方法です。
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タトゥー治療はどの施術でも傷跡が残ります。方法や工夫により目立たなくることはできますが、傷跡自体が嫌な場合は施術をお勧めいたしません
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上皮化した皮膚は周りと質感が違い、赤みや硬さが強くなります。数年かけて白く柔らかくなります。
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一度に除去ができる範囲は手の平2つ分くらいまでが目安となります。
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創が上皮化するまで1‐2カ月かかります。過度な運動やサウナなどは1週間ほどお控えください。自己処置ができないと上皮化が遅くなる場合がありますので医師の指示に従ってください。
モニターモデルや研究モニタープロジェクトなどがありますので、モニターページからご確認ください。
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みなさん手術がコワいと心配されます。主に手術中の痛みを心配されますが、切除は基本的に静脈麻酔を使用しますので寝ているうちに全て終わりますのでご安心ください。また術後の痛みもエクスパレルと使用すると2‐3日は麻酔が効いた状態になりますので安心です。
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範囲が大きすぎて身体への負担が大きすぎる場合は別の方法をご案内することがあります。
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施術後は痛み止めを内服や坐薬でお渡ししますので使用していただくことができます。
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自己処置ができない方や傷跡が気になる人もお勧めしません。
一度の手術で削皮できる範囲
主にヤケド治療において用いられる定義になりますが、人間の皮膚は、陰部をのぞく11つの部位が9%で分けられ、陰部の1%を合わせて100%とします。 基本的にはこの9%以上の部位がヤケドなどで損傷した場合は、入院処置が必要となり、9%以下だと入院の必要はありません。
削皮までのスケジュール
STEP 01
無料カウンセリング
まずはカウンセリングを行います。
実際にタトゥーや状態を診察しながら適応を確認します。
また、切除術や植皮術でご希望に見合いそうな場合は、傷跡の少ない切除術や植皮術をおすすめさせていただくこともあります。
STEP 02
ご来院・診察
タトゥーを見ながらドクターが削皮術の方法やメリット・デメリット、リスクについて詳しく説明していきます。手術の説明や料金システムに納得いただけましたら、実際に手術を行っていきます。
STEP 03
術前撮影
術後にご自身でも変化をご実感いただけるよう、術前写真の撮影を行います。
※撮影した写真はカルテに保存する以外の用途では使用いたしません。(モニターでの申込みを除く)
STEP 04
消毒
施術部位の消毒を行います。
STEP 05
マーキング
傷跡が最小限になるよう削皮箇所をマーキングします。削皮する創のデザインを確認いただけます。
STEP 06
麻酔
手術を始めるための麻酔を行います。静脈麻酔を使用しますので寝ている状態で手術を受けます。
STEP 07
削皮
できるだけ薄く出血が少ないように削皮を行います。
STEP 08
ご帰宅
状態に応じてリカバリー室での休憩後、ご帰宅いただけます。
STEP 09
術後
術後の経過でご不安なこと、ご質問等ありましたらお気軽にご相談ください。