COLUMN
タトゥー除去の傷跡は痛い?痛みの期間は?
2023.10.01
タトゥー除去の傷跡は痛い?
タトゥー除去の治療方法は複数あるので、レーザー治療と手術に分けて、ご説明させていただきます。
レーザー治療の場合、タトゥーを彫った時の痛みと、レーザー治療で除去する時の痛みを、患者様に伺うと、部位や個人差によりますが、彫った時は『擦り傷のような痛み』、タトゥー除去の場合は、『ナイフで刺されたような激痛』などと表現されることが多いです。
※もちろん、局所麻酔注射を行えば、痛み刺激は、局所麻酔の注射の時に感じる程度です。
レーザー治療では、治療中が最も痛く、レーザー終了後は『ヤケドした時と似たような、ヒリヒリと熱がこもったような痛み』です。
一方、切開切除手術や植皮手術などの手術や、当院オリジナルのピコダームと呼ばれる極小パンチで皮膚を一部くり抜き除去する治療は、局所麻酔注射を必ず行いますので、除去治療は、痛くありません。
麻酔注射は、歯医者さんでの抜歯や虫歯治療で経験ある方も多いと思いますが、麻酔効果は数時間で切れるので、その後は、突っ張った感じや、鈍痛や、ヒリヒリする痛みがあります。
どの治療方法でも、治療範囲が広いほど、また、脂肪が少なく、触覚が敏感が部位ほど、痛みは感じやすいです。
例えば、乳輪近く、二の腕の内側、すね、足の甲などは、治療中も治療後も痛みは感じやすい部位です。
しかし、普段の日常生活で、『鎮痛剤がないと辛い』というほどの痛みは、通常ございません。
ただし、タトゥーを入れた時、ヤケドした時、ケガや手術をした時と同様に、治療後に痛みが増す瞬間があります。
それは、血流が良くなるような行動を取った時、治療部位が姿勢や動作で引っ張られた時、強くこすってしまった時、アフターケアで治療部位を石鹸で洗う時などです。
タトゥー除去の傷跡の痛い期間はどれくらい?
治療方法や、部位、範囲によって異なります。
レーザー治療の場合、最も痛みを感じやすいのは、治療後の3日間で、1週間は、なんとなく痛みがあったり、摩擦で痛みが出たりします。
手術の場合、数日チクチクしてツッパリ感が出ることがありますが、痛み止めの内服で落ち着く場合が多いです。
抜糸まで約1週間は安静にする必要があります。
タトゥー除去の傷跡が痛い時の症状
ヒリヒリする
レーザー治療の場合の痛みは、ヤケドの痛みと似ていて、ヒリヒリするような痛みです。
大きな水ぶくれができても、基本的には『激痛』ではないので、鎮痛剤は処方しても内服しない人も多いくらいです。
手術の場合は痛みを感じある場合は鎮痛剤を使用します。
はじめの数日が痛みのピークになりますので、そこを過ぎるとだいぶ楽になります。
施術後の痛みが心配な方には痛み止めの内服を処方しておりますが、他にもエクスパレルを使用すると麻酔効果が72時間ほど続くため、より術後が過ごしやすくなるかと思います。
痛み止めを飲んでも痛みが治らない
どの治療方法であっても、通常の経過であれば、痛み止めの内服で緩和できる程度の症状です。
痛み止めを飲んでも、痛みが辛い場合は、治療部位が感染していたり、手術であれば、血流が悪くなっていたり、皮膚が傷んでいたり(最悪、皮膚の壊死)する可能性があります。
もし痛み止めを飲んでも痛みが治まらなかったり、痛みのみでなく、患部の強い熱感や腫れ、膿が出ていたり、全身症状として発熱、などの症状もある場合などは、お早めに、主治医のクリニックに相談致しましょう。
当院のアフターケアーについて
治療方法にもよりますが、治療の後は、痛み止めや抗生物質などの内服薬や、外用薬を処方させていただいております。
基本的に、当院で治療をお受けになった方には、翌日にメールまたは電話で、治療後の経過を伺うようにしており、その後も御不安な点などがございましたら、御足労を頂かずとも、メールや電話での御相談もお受けしております。
また、多くのクリニックでは、モニター契約の指定期日や、抜糸時以外の再診指示はないことが多いのですが、当院では、『できるだけ早く除去する・できるだけ傷跡を美しく治す』をモットーにしており、トラブルの早期発見のため、1週間後と1か月後の患部の状態を診察させていただいております。
カウンセリング無料
初診料・再診料は無料です。
当院の治療後のトラブルや、他院治療後の傷跡に関する御相談も無料です。
御遠慮なく御相談下さい。
術後のLINEサポート
御来院が難しい方の場合、公式LINEを御登録頂ければ、そちらでのメッセージや写真添付による経過観察も可能です。
その際に、もし直接の診察・患部の処置が必要であれば、御来院の御指示・診察枠の確保もさせていただきます。
タトゥー除去を受けるなら、アフターフォローが充実なZiZクリニックへ
刺青除去の治療は、最も皮膚に負担が少ない方法であるレーザー治療であっても、治療後、痛みや腫れが出現し、セルフケアが必要ですし、ごくまれに、みずぶくれが強く出現したり、感染や、ケロイド、傷跡が醜く残る可能性があります。