COLUMN
手術の傷跡を消す方法とは?おすすめの治療法について詳しく解説
2024.07.17
赤く腫れた傷跡やミミズ腫れのように隆起してしまった手術の跡を、できれば手軽な塗り薬や飲み薬で傷跡を改善したいと市販薬を試している方は多くいます。
しかし、傷跡によっては適切な治療を行わないと、より状態が悪化する可能性があるので注意が必要です。
傷跡治療は一人ひとりに合わせた適切な治療方法を早期に行うことで、より綺麗に傷跡を消すことが可能になります。
悩みの種になっている傷跡を綺麗に消したいとお考えの方は、丁寧な傷跡治療で好評のziz CLINICへご相談ください。
【結論】手術の傷跡は綺麗に消せる可能性が高い!
手術の跡が赤く腫れ、表面がボコボコとした目立つ傷跡になってしまっても、適切な治療方法を行うことで、目立たなくさせることが可能です。
傷跡によっては放置したり、知らぬ間に刺激を与えたりし続けたりすることでより目立つ傷跡になってしまう場合もあるため、早めに適切な治療を受けることをおすすめします。
傷跡には主に4種類ある
傷跡は状態によって主に4種類にわけることができ、それぞれに適した治療方法があります。
傷が深いと目立つ傷跡になりやすく、浅い傷であっても治りが遅かったり傷が関節部にあり伸縮しやすかったりすると炎症が広がり、傷跡が残る場合もあります。
未成熟瘢痕(みせいじゅくはんこん)
傷が治ってから半年前後までの傷跡が赤くて硬い状態の瘢痕を言います。
成熟瘢痕(せいじゅくはんこん)
傷が通常の治癒の経過をたどり、初め赤みを帯びた状態だったものがしだいに肌色から白色に色がかわっていった傷を成熟瘢痕といいます。
見た目に問題がなければ治療の必要はありませんが、広範囲の傷で目立つ場合は治療が必要なケースもあります。
肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)
炎症がなかなか引かない傷跡で、赤くミミズ腫れのように盛り上がった状態になったものを肥厚性瘢痕といいます。
肥厚性瘢痕は全身どこにでもできる可能性がありますが、関節などの可動部では引っ張られるたびに刺激が引き起こされるため、肥厚性瘢痕になりやすいです。
肥厚性瘢痕は完全に傷が落ち着くまでに1〜5年ほどかかる場合もあります。
ケロイド
肥厚性瘢痕より更にひどい状態で、赤みや痛み、痒みも伴いもとの傷から更に範囲が広がる状態の傷をケロイドといいます。
ケロイドは遺伝的な体質によってできやすい場合もあり、意識をしないほど小さな傷でもケロイドになってしまうケースもあります。
また、部位によってはケロイドが起きることもあります。
瘢痕拘縮(はんこんこうしゅく)
肥厚性瘢痕やケロイドを治療せず放置したり、効果の低い治療を継続していたりすると徐々に硬く引きつった状態になる場合があります。
傷跡が硬くなり、引きつれをおこした状態を瘢痕拘縮といい、関節部などの可動部で身体を思うように動かしづらくなるなどの症状もみられるのが特徴です。
傷跡が瘢痕拘縮になると、柔らかくなるまでにかなりの時間がかかるため手術等が必要になるケースもあります。
赤みや盛り上がりの傷跡を消す方法3選
傷跡を消す方法は大きく分けて3つありますが、傷跡の状態にあわせた適切な治療を選ぶことが大切です。
塗り薬や注射を活用する
塗り薬には炎症を抑える目的でステロイド軟こうや非ステロイド系抗炎症剤などが使われます。
肥厚性瘢痕であれば塗り薬やテープでも治癒の可能性がありますが、ケロイドには塗り薬だけの治療では効果が弱いと考えられます。
抗アレルギー剤の飲み薬には痒みをおさえたり、注射によって盛り上がりの治療にも有効です。
レーザーで治療をする
赤く盛り上がったケロイド状の傷跡には、Vビームや585といった血液中のヘモグロビンに反応するレーザーを使用します。
585は傷跡が目立つ原因となる赤みや盛り上がりに少ない回数で効果があり、ダウンタイムも少ないことで人気のレーザーです。
切除・修正・縫合の手術を受ける
以前はケロイドは再発の可能性が高く、単純に手術で取り除くだけではより傷跡を大きくする可能性があるため、安易な手術は禁忌とされてきました。
現在でも手術による治療方法は、ケロイドを再発させない縫い方をするなど医師の技術に大きく左右されるためクリニック選びは慎重に行う必要があります。
確実性が高い方法で傷跡を消したいなら美容クリニックで手術を受けるのがおすすめ
市販薬での自己流の治療は傷跡を悪化させるリスクがあるため、幅広い治療方法で計画的に傷跡を修正することができる美容クリニックでの治療をおすすめします。
比較的軽度な肥厚性瘢痕であれば塗り薬やテープでも治る可能性はありますが、悪い状態が長く続くと、ケロイドや瘢痕拘縮へと傷跡が悪化する可能性があります。
傷跡は見た目や機能だけの問題ではなく、コンプレックスとして心身への負担にもなるため早期の治療がおすすめです。
ziz CLINICは丁寧な傷跡修正施術を行っています
傷跡が目立つ原因は赤みや凹凸感など複数あるため、さまざまな治療方法を組み合わせた施術が効果的です。
ziz CLINICで最も人気の高い『傷跡修正オーダーメイド』では14種類の治療方法を患者様ごとに最適な組み合わせで治療にあたるため、高い効果が期待できます。
こちらの患者様は他院で口角挙上オペを受けて口角に大きく上向きに裂けたような傷跡が残ってしまった方です。
赤みが強く目立つため気になるということで赤みに効果的な585レーザーを施術しています。
まだ1週間なので右口角は特に瘡蓋がついていますが、左側はすでに赤い範囲が狭く色みも薄くなってきています。
1ヶ月に1回を目安に3回前後の治療が必要かと思います。
日本初導入のN-DARMは韓国FDA認可の医療機器を導入しており、傷跡部分の除去や傷のリモデリングを活性化させる治療もおすすめです。
切除の場合も、傷跡部分を取り除きつつ跡が目立たないよう丁寧にZ形成で傷跡を修正し、縫合していくためご安心ください。
【まとめ】手術の傷跡を消してコンプレックスを解消しよう
傷跡は痛みや痒みなどの症状だけでなく、見た目によるコンプレックスとしても心身に大きな負担となるため、早期に治療を開始することをおすすめします。
ziz CLINICでは手術による切除だけでなくN-DARMを使った治療など、一人ひとりの傷跡にあわせた最適な治療方法をご提案できます。
傷跡を目立たないものに修正したいとお考えの方は、お気軽にziz CLINICへご相談ください。
監修医師プロフィール
経歴
2007 | 岩手医科大学医学部 卒業 |
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2007 | 盛岡赤十字病院 勤務 |
2009 | 岩手医科大学形成外科 勤務 |
2010 | タウン形成外科クリニック盛岡院院長 就任 |
2013 | 湘南美容クリニック仙台院 入職 |
2014 | 湘南美容AGAクリニック仙台院院長 |
2015 | 湘南美容クリニック仙台院院長 |
2016 | 湘南美容クリニックエリア統括ドクター |
2019 | 湘南美容クリニック北日本ゾーンドクター |
2020 | 湘南美容クリニック技術指導医 |
2022 | ルラ美容クリニック 顧問兼特別技術指導医就任 |
2023 | ziz CLINIC 設立 院長就任 |