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COLUMN

広範囲のタトゥー除去におすすめな手術方法は?費用や回数も紹介

コラム

2023.08.29

広範囲のタトゥー除去におすすめな治療の種類

広範囲のタトゥー除去は施術の際に体の負担が大きくなるため、色々な制限が出る場合があります。

また、方法により大きすぎると適応外の可能性もあり、どの大きさまでがどの施術の適応になるのかを確認してみましょう。

今回は広範囲のタトゥー除去の方法や適応について解説していきます。

レーザー治療

レーザー治療はやタトゥー除去の主流ですが、広範囲の場合は1回で施術ができる範囲の限度があります。

処置後は火傷に近い状態になるため、広範囲になると体への負担が大きく、熱が出たり、倦怠感を感じたり、脱水症状になる可能性がある為、身長や体重により1回に施術できる範囲が決まってきますので、診察の際に医師に確認すると良いでしょう。

1回で施術が難しい場合は複数回に分けて施術を行う場合もあります。

また、施術時の麻酔も広範囲の場合は配慮が必要です。

皮膚移植法

広範囲タトゥーに行う植皮は分層植皮になります。

タトゥー色素がある深さまで皮膚を削り、別の部位から皮膚を採取して移植を行います。

移植する皮膚は太ももや背中から採取しますが、皮膚が足りなくなると削った範囲を覆うことができないため手の平2枚分の範囲までがオススメできる範囲です。

メッシュ法にすることにより広範囲も対応できますが、生着後の見た目がメッシュだと気になる方が多く基本的には行いません。

皮膚の採取部位にも傷が残るのがデメリットの一つとなります。

削皮術(アブレーション)

削皮はタトゥー色素が入っている層まで皮膚を削り、上皮化をさせることでタトゥーを除去する方法です。

広範囲の場合は上皮化まで時間がかかる場合があり、上皮化に時間がかかるほど傷跡は目立ちます。

基本的には傷が数年にわたって目立ち、さらに自宅での自己処置が強い痛みを伴うため、あまりオススメはしません。

手の平1枚分までであれば、自宅処置がしっかりできれば上皮化がスムーズに進みます。

また、削皮とレーザー治療を組み合わせた治療もありますので、気になる方はぜひお問い合わせください。

皮膚切除法は広範囲のタトゥー除去には向いていない?

切除術は背中一面などの広範囲には向いていません。

切除術とはタトゥーがある範囲を切除して、周りの皮膚を寄せて縫合する方法なので皮膚が明らかに寄らないサイズは分割切除をしても皮膚が足りなくなります。

診察の際にはタトゥーのある範囲の皮膚の進展や脂肪の量、傷への負荷のかかり方などをみて切除が可能かどうかを判断します。

基本的には少し余裕をもってつまめる範囲までが切除範囲となり、場合によっては傷が目立つことを了承のうえで切除を行うこともあります。

広範囲のタトゥー除去にかかる費用

ここまで各施術別に広範囲のタトゥー除去をする場合について説明をしてきました。

広範囲タトゥーはある一定の大きさ以上はレーザー治療がメインの治療です。

クリニックによってレーザー費用の計算方法は様々ですが、当院では広範囲の方も施術を受けやすいように料金設定を工夫しています。

複数個所の場合は1か所ずつ計算すると高額になるため、面積は合算で費用計算を行い、また1㎠あたりで面積あたりで計算をするととても高額になるケースが多いため、101-200㎠あたりの金額を定額とし、さらに1000㎠以上は一律定額料金となります。

あまりにも広範囲の場合は施術部位を分割して施術を行います。

広範囲のタトゥー除去に必要な回数や期間

広範囲タトゥーでも必要な回数は他と同じようにインクの深さや性質などによって変わります。

レーザー治療は到達する深さがある程度決まっているので、深いほど回数がかかり、その為広範囲の場合は体格や状態によりレーザー治療でも分割で行います。

背中前面のピコレーザーの場合は1/2-1/3が1回の目安範囲になり、施術期間が短くなる『ピコダーム』は1/3-1/4が目安となります。

分割は通院回数が多くなるので、施術回数が少なくなるピコダームは特にご遠方の方に人気です。

広範囲のタトゥー除去に関するよくある質問

ここまで広範囲タトゥーの費用や期間などの概要について説明をしてきました。

ここからは広範囲の方から良く受ける質問にお答えしていきます。

美容外科でタトゥー除去を受ける際に医療ローンは使えますか?

広範囲タトゥーは費用が高額になる場合が多いので医療ローンを使用される方が多いです。

一括で支払いが難しい方でもクレジットでの分割や医療ローンが使用できるのでご安心ください。

広範囲のタトゥー除去手術は何時間くらいかかりますか?

施術内容によって変わりますので二の腕で各施術の目安時間をお答えします。

二の腕外側手の平2枚分

ピコレーザーのみ:30分 静脈麻酔の場合は準備や休む時間で+1時間で以下全て同じです。

ピコダーム:2時間 

分割切除:2時間

分層植皮:3時間

削皮:2時間

タトゥー除去の痛みは強いですか?

タトゥー除去はレーザーだと麻酔クリームを使用するケースが多いですが、麻酔が深くまで浸透しないため痛がる方が多いです。

そのため当院では痛みが少なくなるように局所麻酔を無料で使用できるようにしております。

ただ局所麻酔は使用できる限度があり、限度を超えると中毒症状が出る可能性があります。

広範囲になると薄めておこないますが、あまりに薄めると痛みを感じやすくなる為、その場合は静脈麻酔を使用します。

広範囲となると施術時間も長く、痛みも心配ですが範囲に応じた麻酔で対応ができるようになっています。

タトゥー除去後はアフターケアをする必要はありますか?

各施術内容によりアフターケアが必要です。

ピコレーザー・ピコダーム:1週間ガーゼ保護+塗り薬塗布、シャワーは当日可

切除:抜糸1週間のためその期間は患部は安静にする

植皮:3日・1週間で来院して処置が必要です。採皮部は自宅で毎日自己処置が必要です。移植部は2週間固定が必要になります。

削皮:3日・1週間で来院して処置が必要です。自宅で毎日自己処置が必要です。

1週間以降は傷の状態により医師より指示がありますのでそちらに従ってケアを行います。

【まとめ】タトゥー除去はzizクリニックへ

ここまで広範囲タトゥーについて方法や概要についてまとめてきました。
タトゥー除去は範囲によっても方法や費用・回数などが変わってきます。
広範囲タトゥー除去は体への負担も大きく対応しているクリニックも少ないですが、当院では少しでも広範囲の方に安く、痛みの負担が少なく治療を受けていただけるように工夫をしております。

広範囲タトゥーでお悩みの方もぜひZiZクリニックへ気軽にご相談ください。

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